こんばんは、明石市大久保町のまる福整骨院院長の福家です。
ブログを見ていただいて、ありがとうございます!
 
今日初めて見たよって方は、今後ともよろしくお願いします。


さて、今日はシップの話。
 
初めて来た患者さんはもちろん、
何度か来たことのある人でも
 
「痛かったからシップ貼ってました」
って人、多いです。
 
結論を言うと、シップに効果はないです!
 
ないですって書くと極論過ぎるけど
思ってるほど効果は出ないですってことね。
 
だって、シップ貼って治るんなら来ないでしょ?
 
治ってないやんって話。
 
あ、もちろん、シップ大好き!シップ万歳!
な人は、そのまま使っててもらっても大丈夫。
 
シップって効果あるん?
って思う人だけ読んでください。
 
 
そもそもシップの効果ってわかるようでわからなくない?
 
普通、シップを貼るときって、
捻挫や打撲、筋違いといったケガをしたときです。
 
そんなケガした場所は『炎症』が起きてます。
 
その炎症を消す(消炎)、痛みを鎮める(鎮痛)のが
シップの役割です。
 
だから『消炎鎮痛剤』って書いてるでしょ?
 
ただし、ケガ直後の急性期の炎症を取りきるほどの
治療効果があるのかと言われれば疑問です。
 
また、市販のほとんどのシップには
血管拡張作用のある成分も含まれてるから
炎症で赤くなって、腫れて、熱がある患部の血管を
さらに広げて血行を良くするようなことをすると
むしろマイナス面の方が勝っちゃうかもしれません。
 
だったら、温感じゃなくて、冷感にすればいいのね?
ってなるかもだけど、冷感も温感も、基本どちらも同じシップです。
 
メントールでヒンヤリスースーするか
唐辛子成分でポカポカするか
だけの違いです。
 
だから『冷【感】』だし、『温【感】』なんです。
感じるだけ。
 
実際にシップに冷やす力はありません。
むしろ、温めてしまうかも?ということ。
 
 
スポーツ現場でケガをした場合、何も持ってなければ
水道の水を当て続けるのがベスト。
 
もちろん氷を用意できるのなら氷のうの方がいいけど。
 
その後、出来るだけ早く医療機関を受診しましょう。
 
 
 
まる福整骨院

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こんにちは、まる福です。

夏の終わりに子どもと須磨に行ったら
いつの間にか知らない子も混じってて、
すっかり保父さんになってました。




去年は波打ち際すら怖がってたのに
今年は自分から駆け寄ってるのを見て
子どもの成長を感じてしまったまる福です。


さて、
今日は突き指したときのテーピングの注意点。





中指の真ん中が紫に内出血してます。

休めるなら休んだほうが良いけど、
部活の試合があって、どうしても出なきゃ!
なんて場合もあるよね。

そんなときはテーピングをすると思います。





指ならこの太さ(1/2インチ)が一般的。

薬局か、スポーツ用品店で買ってきて
自分でか他の誰かに貼ってもらうはず。

そのときに、こんな風に貼ってません?





クルッとな。

指輪のように、輪っかで貼っちゃう。

こんな人が多いと思うけど、
この貼り方はしないでね。

なぜかというと、
試しに自分の手首を握って、グーパーしてみて?

指先が痺れて痛くなったでしょ?

つまり、最初はちょうどだと思ってても、
家事やスポーツで使っているうちに
締まってきてキツくなってくるんです。

じゃ、どうすれば?

こうしましょう。




指の腹側を少し開いておくのがポイント。

まず最初に1本カットして貼ってみて
ちょうどの長さを計ります。

あとはそれに合わせて何本かまとめてカット。





ちょい不揃いなのはご勘弁を。


で、それを少しずつずらして貼るというわけ。

最後に上と下をフンワリと止めるだけに貼る。

引っ張らないでね。





補強の仕方とか、アレンジとか、
色々あるんで、それはまた違う機会に。


あと、
あまりにひどいときは金具を使います。





薄いアルミ板にスポンジが付いてる。





軽くカーブさせて、角を落として処理して、




テープを貼ればOK。


普段はコレで、ガッチリ固定しつつ
試合のときだけテープにするのがオススメ。


あ、もちろんその前にちゃんと検査して
この処置で大丈夫ってなったらですよ。


子どもの突き指は特に注意が必要!

この固定で済む骨折もあれば、

骨の成長に関わる部分を傷つけたら、
手術しなきゃいけない!


なんてこともあるからね。

心配なときは、信頼できる医療機関を受診してください。

ではでは。
こんばんは。
明石市のまる福整骨院院長のふくいえです。

今日も暑かったねって毎日同じこと言ってるな。
今週からお盆休みって人もいてるけど
暑すぎて家にいてるって勿体ないな。

おかげさまで紹介の子どもの患者さんが増えてます。
特に夏休みで練習がハードになってきてるからか
ケガをするみたい。

今日はまる福整骨院に子どもが来た場合
気を付けていることを書きます。


基本的にケガなんだから休まなきゃいけない。
でも休みたくないから困ってるわけです。

治療を受けずに無理して練習し続けた結果
もっとひどくなって、いよいよ困って来院なんてパターン。

試合が近いからとかね。

だから
1.いつまでに治るのか
2.練習を続けられるのか
をきちんと説明するようにしてます。

そして、相手は子ども。
付き添いの親や指導者も素人。

ここに伝わるように説明しないといけないです。

なので、まる福では
1.異常がない状態を100%として、現在何%なのか
2.今の状態で可能な練習メニュー
3.治ってくると、体がどう変わっていくか
4.それに応じて増やすことが出来る練習メニュー
などを説明しています。

よくある、「痛いから全休(全く動かない)」
というのは極力避けるようにしています。

患部以外の劣化を少しでも避けたいのもあるし
本人のモチベーションの維持もあるしね。

こうすることで
まる福と、子どもと保護者と指導者が
そのケガに対して共通認識を持つことが出来ます。

解剖や治療のことはわからないけど
このケガの今の状態はこうで、こうなるんだよって
通訳してあげる感じ。

なるべく、早く復帰させたいし休ませたくないけど
無理をして成長期の体を傷つけたくないし。

今通ってる治療院や病院でも、そのあたりを聞くと
わかりやすくて良いんじゃないかな。

これ、子どものケガって書いたけど、大人も一緒。

参考にしてくださいね。
こんばんは。
明石市大久保にある骨盤矯正が上手なまる福整骨院院長の福家です。

真面目に治療に来てるし、言いつけを守ってるのに良くならない!
いつまで経っても痛いままやないか!
お前が治るって言ってたのはウソか!

そこまでキツい言い方の人はいませんが
でもまる福でも実際に起こる話です。
ケガの治療を受けた方でもこんな経験ありません?


動けないほどの痛みは無いけど
いつまでも痛いって状態。

立てない程じゃないんだけど
立ったり座ったりで痛みが出ちゃう状態。

今日はケガの治療をしているのに
なかなか良くならない理由を書きます。

❚そもそも痛みには2種類ある

1つは疲れや硬さから来る『筋緊張性(疲労性)の痛み』
もう1つは組織自体が損傷した『炎症性(外傷性)の痛み』です。

 
表現のしようがないので、同じ『痛み』として表現する症状でも
状態は違うというか、正反対なので
間違った処置をすれば【処置をしているのに良くならない】

ということになります。
 
※筋緊張性(疲労性)の痛み
硬くなった状態。
温熱やマッサージなどで血行促進し、柔軟性を取り戻すようにする

 
※炎症性(外傷性)の痛み
ケガをしている状態。
冷やしたり安静にしたりして組織の回復を図る。
その後、筋緊張性に変わったら処置を変える。


❚『炎症』のときの患部はこんなことに。
 
1.ギックリ腰や筋違いでは患部の周辺組織が傷つき、出血しています。
その血中成分の働きによって血流が増大し、赤く腫れ、熱感を生じます。

 
2.損傷を修復しようと、損傷した組織の消化(後片付け)が始まります。
 
3.しかし、このときの問題点として、周辺の正常な組織も消化してしまうことと、
 出血などで低酸素状態になってしまい、正常な組織が死んでしまうことです。
 これらの結果、より損傷が大きくなってしまうのです。

 
4.このことにより、より多くの痛みが生じ、
 出血し、連鎖反応が起きてしまうのです(1
〜3の繰り返し)。

❚状況に応じて処置を変える。
 
患部が炎症状態にあるのならば、冷やす必要があります。
冷やすことで血管が収縮し、出血を押さえて2次災害を防ぎます。
さらに冷やすことで神経が麻痺し、痛みが軽減されるのです。


しかし、冷やすことによって循環が悪くなるので
患部の代謝が起きにくくなり、回復は遅れるのも確か。
 
だから、炎症が治まれば血行を改善させて回復を促し
治癒促進、リハビリしていくというわけです。


この冷やす期間は、ケガの状態などに左右されます。
 
この見極めを正確にしないと
ケガしてるのに運動して、ひどくなったり
硬いだけなのに動かさないで、もっと硬くなったり
なんてことが起こります。

これが治らない理由です。

イマイチ治らない人は、今までの逆の処置をしてみてはいかが?
それで良くなるかもしれませんよ。

ではでは
こんにちは。明石市大久保にある骨盤矯正が上手なまる福整骨院院長の福家です。

今回の話は、スポーツを頑張ってる患者さんに多い話です。

何かをきっかけにしてケガをしてしまった。
仕方ないから無理をせずしっかり休んだのに、復帰してみたらやっぱり痛い。

ちゃんと医療機関に真面目に通院して、痛みは無くなって復帰OKって言われたのに…。

で、「練習したら痛かったです」なんて言おうものなら
「じゃ、もう少し休んで様子を見よう」なんてことになってしまって
「おいおい、いつ復帰できるねん!?(涙)」なんてこと、経験ありません?


そうそう、あるある


これって、どういうことなんでしょうね?

✅「ケガの痛み」には2種類あるんです。

1つは炎症があるから痛むもの。
スリ傷や切り傷のように、カラダの中で出血や傷口があるから痛い。
腫れや熱があるので、当然触ったり動いたりすれば痛みます。

もう1つは炎症が治まってるのに、動かなさすぎて固まったから痛むもの。
かさぶたのように、傷口が固まって動きにくいのに、張り切って動きすぎるから痛い。
日常生活程度なら大丈夫だけど、走ったり飛んだりすると痛みます。

ここの見極めをしないと、復帰が早すぎてケガが悪化したり
慎重になりすぎて、いつまでも復帰できなかったり
なんてことになります。

どこで線引きするかは、個人差があるから何とも言えないけど
まる福が普段の治療の目安にしているポイントは

「押さえたときに痛い」のと「動かしたときに痛い」の両方があるときは、炎症アリ
まだ、もうしばらく大人しくするか、状況に応じた運動だけにとどめたほうが良さそう。

「状況に応じた運動」って?
例えば、試合日程だったり、自分の立場(スタメン安泰なのか否か)だったりが絡んでくるよね。
次が大きな大会の予選とか、場合によっては引退試合だからとか。

どちらか1つだけの場合は、固まってるだけ。
少し痛いくらいに動かしてリハビリした方が早いです。

「少し痛いくらい」ってどれくらい?
夕方に運動した直後は痛くても、翌朝には無くなってるくらいの痛みが目安。

あとは、治療家の感覚(笑)
ザックリし過ぎ(笑)

あとは自分が信頼している先生に聞いてみてください!

こんなところで足踏みしてる患者さん、意外と多いですよ。
治療だけじゃなくて、リハビリまでしっかりやってねってブログでした。
神戸市垂水区のまる福整骨院院長 まる福こと福家です
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今月は臨時休診が多く、ご迷惑をおかけしました。
ホームページや来院時のカレンダーでご確認ください。
 4/29は9時〜14時まで通常受付診療です。
 5/3は9時〜自費・小顔・美容整体のみの完全予約受付です。
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同じ場所を何度も痛めてしまう患者さん、結構多いです。

もちろんまる福整骨院にも来られます。
そしてそんな方は「クセになってるから仕方ない」と諦めてるフシがある。

経営的にはありがたいのですが(内緒)

せっかくのご縁で、まる福整骨院に来られたのだから
しっかり治ってもらいたいし、変な誤解を持ったままでいてほしくない。

そんなわけで、「クセになるってどういうこと?」を今日は書こうと思います。

クセになる原因は色々と理由はあるんだけど、「完治していない」ことが多いです。

ここで重要なのは、何をもって完治とするか?です。

患者さんが思う完治と、まる福が思う完治とが合致していればいいんだけど
ここで誤差があると、勝手に完治したと判断して治療をやめてしまう

当然、治ってないんだから、ぶり返す。

これを「クセになった」と思っているんです。

「治ったのに、クセになってまたケガをした」じゃなくて
「治ってないからぶり返した」んです。

ここ、単純なようで重要です。

風邪を引いたと考えたらわかりやすいかな。

熱が出た、のどが痛い、鼻水が出た、などなど
いろんな症状があって風邪を引いたと判断します。

風邪だと、医者が思う完治と患者が思う完治にそこまで誤差はないはず。

熱が下がって、のどの痛みが取れて、鼻もスッキリして
心身共に元気に動けるようになったら完治と判断できるかな。

これを例えば、熱が37℃くらいあるのに完治した!
なんて無理して動き出したら、ぶり返しちゃいますよね?

これで、「あぁ、俺は風邪を引くのがクセになった〜」
なんて言います?言わないでしょ。

「いやいや、そりゃ中途半端に無理したらダメでしょ」
ってなりますよね?

こんなやり取りをケガの治療でしていると思ってください。

やっと腫れも引いてきて、強い痛みも無くなってきたから治った!じゃなくて

動き始めの痛みだったり、違和感だったり、突っ張り感だったり
こんなのが全部無くなって、初めて完治したと言えるんです。

もちろん、その人の求める生活やスポーツの強度によって変わりますけどね。

その最後のところをしっかり治したら、そんなにぶり返すことはありません。

あとどのくらい治療が必要かとか、何をすれば完治するのかなど
気になることはドンドン先生に聞いたらいいと思います。

答えてくれる先生は、状況を把握しているいい先生って判断も出来るし。

ぜひ、参考にしてください。

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ホームページにも掲載したし
ニュースレターにも書いたし
カレンダーも別で作ってお渡ししたし
至るところに張り紙もしたし
来院時に声掛けもしたし
ブログでも毎回書いた。

「それでも月曜火曜の連休に来ちゃいました!」
って患者さんが多かった〜。

しかもお久しぶりで知らなかったんじゃなくて
今月来られてて休診を知ってたはずの方が〜。

伝わらなければ、存在しないのと同じ。
もっと良い伝え方があったのかも…。
次回からはもっとよくなるようにしよう。

 
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